コロナウィルスの感染拡大に伴う経済対策で商品券が検討されていますが、自民党が検討している案としては「農業分野の経済対策の骨格」として、和牛などの需要を喚起する方針だそうです。
和牛を商品券で買いなさい!
和牛を買えという方針なら、もちろん「嫌でも牛肉は売れる」ということになります。
そうなると当然牛肉関連の会社の業績は良くなるので狙い目です!
今回はおすすめの牛肉関連株を4つに絞ってご紹介します。
牛肉関連株の背景
近年、国内の牛肉生産量は減少傾向にあります。
同時に輸入量は逆に増加傾向にあるので国内の牛肉関連生産業者は外国の輸入肉に押され気味でした。
安価な輸入牛肉の増加に対抗して、事業者は差別化を図るべく高品質な牛肉の生産に傾注する動きが加速しています。
おすすめの牛肉関連株を4つに絞ってご紹介
では国内の狙い目のおすすめの牛肉関連株をご紹介します。
丸大食品株式会社
丸大食品株式会社は、大阪府高槻市に本社を置いています。
ハムやソーセージなどの食肉加工品のほか、各種惣菜類を製造・販売する食品メーカーです。
日本ハム・伊藤ハム・プリマハムと共に食肉加工業界大手4社の一角に含まれる。業界4位です。
売上高は単独1,587億3,200万円(2016年3月期)連結2,295億4,300万円(2016年3月期)
食肉販売業界では安定の企業です。
福留ハム株式会社
福留ハム株式会社は、広島県広島市西区に本社を持つ大手食品加工メーカーです。
大正8年からの老舗ですが、加工肉だけでなく食肉の販売に力を入れているので化けそうな気配を感じます。
あさくま
あさくまはレストラン経営による飲食事業、及びフランチャイズ事業を行っている名古屋の会社です。
営業利益、経常利益と3年連続で落ち込んで株価も落ちているので狙い目です。
スターゼン株式会社
スターゼン株式会社は、東京都港区に本社を置く食肉専門の商社です。
食肉の生産・加工・販売および食肉の輸入・販売のほか、ハム・ソーセージなど食肉加工品の製造・販売も行っています。
どちらかというと商社的な立ち位置なので食肉販売がどの程度業績に影響するのか?
その点で注目株です。
加工肉が売れるのか?
見極めたうえで判断する事が大切
和牛消費の商品券の見通しのまとめ
実際に和牛の消費のための商品券が今後どうなるのか?見通しをまとめてみます。
自民党では党農林幹部での調整を経て、自民党の農林部会が今月の26日にも取りまとめるそうです。
その後は党全体で対策を集約し政府に提言するので、そこまでいくと実現する見通しと予想しています。
日経平均株価の下落で落ち込んだ株価ですが、オリンピックの延期決定と経済対策の期待感で持ち直しつつあります。
その上で牛肉関連の経済対策が出ると良いチャンスかもしれません。
※投資は個人責任で宜しくお願いします。