老後にもらえる平均的な年金は14万円と言われています。
そして食費や光熱費などで、自分の老後の生活費を計算されている方も多いとは思いますが、実際には「急な出費」や「思わぬ出費」については深く考えていない方多いそうです。す。
老後生活で必要な資金はなんとなくわかるけど、急な出費や思わぬ出費とはどんなものがあるの?
今回はそんな疑問をブログでまとめました。
老後の平均的な年金と生活費
老後の平均的な年金収入は14万円と言われています。
そして平均的な生活費は16万円程度です。
老後の生活と一言で言っても、実際には夫婦での世帯、独身世帯、持ち家の場合など・・・状況によってかなり変わってきます。
ただ老後生活の支出部分で、意外と見落としがちなのが「急な出費」や「思わぬ出費」です。
持ち家だからかかる思わぬ出費
持ち家だからと安心はできません!
逆に持ち家だからこそ・・・一戸建てやマンションなどの持ち家の方は、ローンを完済したからといっても安心はできません。
持ち家だからこそ・・・思わぬ出費があります。
当然かかってくるのは固定資産税と火災保険などの保険代です。
でもこちらはつど発生するので、ある程度は予想はできます。
問題は自宅の補修費です。
何年も住んでいるので、給湯設備の故障や、天井の雨漏れ、水漏れ、壁の補修など、長期間住んでるからこそのメンテナンス費用がかかります。
庭があれば庭の手入れにも費用が掛かったりします。
一度見積もりを取ってみるとかかる費用に驚くはずです。
案外多い老後の冠婚葬祭費
冠婚葬祭費用は計算ができない思わぬ出費の代表です。
これが若くて働いている頃なら、多少の出費として急な場合でも対処はできるのですが、年金をもらう老後になると、冠婚葬祭費は大きな出費です。
入る金額は増えないので、出ていく金額が多いと困ります。
高齢者になると家族や付き合いも自然に増えます。
自分の甥や姪の結婚式、友人の葬式、出産祝いや、その他の祝い・・・
またそのための交通費や宿泊費は大きな負担です。
実は高齢者になるほど、そういった出費は増えるそうです。
そういう出費が嫌で交流を断つ人もいるそうです。
冠婚葬祭の費用は年を取れば取るほど増える傾向です。
医療費と保険料
年を取り高齢者になると定期的な通院だけでなく、病院に行く回数は増えます。
今は1割負担で済みますが、それでも月の医療費は高くつきます。
病院に行くまでの交通費や医療保険などの費用も思わぬ出費です。
こういう出費は健康な時には不要ですし、気にならない費用なので、要チェックです。
趣味と交通費
車を持っている場合は、車の維持費はもちろんですが、車の買い替えも思わぬ出費です。
当然、タイヤ交換やバッテリー交換、オイル交換など車のメンテナンス代もかかります。
車がない場合は、タクシーなどの利用で交通費がかかります。
例えばネットで支出を調べて・・・病院代は計算していても、そこまでの交通費を計算に入れていない場合があります。
趣味で発生する費用も急な出費です。
古くからの友人との交流費、ちょっとした日帰り旅行の費用・・・こういった費用も思わぬ出費の一つになります。
思わぬ出費対策のための事前準備
老後の生活は食費や光熱費などをメインに考えますが、自宅にかかるメンテナンス費用や医療費や趣味の代金、また冠婚葬祭費は予め予想しておくことが大切です。
見積もりを取るだけではなく、便利な優遇措置などもしっかりと調べてください。
医療費だと月に1万円を目安にして、冠婚葬祭費は年間10万円を目安にするといいと言われています。
ただしそこには必ず「交通費と宿泊費」を別に加えるようにしてください。
また自宅の修繕費も事前に予想して見積もりを取っておくことが大切です。
今後のためを考えるのなら、自宅を担保にお金を借りることができる「リバースモーゲージ」を使うのも良いかもしれません。
老後の生活費は思っているよりかかりそうです。
年金以外の収入があれば、なんとかなりそうですが、年金のみの世帯の場合は、事前の準備が必要です。
老後は大変そうだけど、色んな対策方法はあります!
今後もこのブログで「老後の生活マニュアル」について、どんどん考えていきたいと思っています。
いつも応援ありがとうございます。