結婚をすると、将来の子供の教育資金のために貯蓄を考えるようになります。
そんな余裕ないよ!
そんな方もいるとは思いますが・・・でも、まずは教育資金をどう作ればいいのか?
それを簡単にまとめたので読んでみてください。
子供の教育資金の貯蓄はイメージが大切です!
このブログがそのイメージのお手伝いができればと思います。
子供の教育資金は三つの方法から選択できる
子供の教育資金を作ると言っても、基本は貯蓄となります。
その貯蓄方法が、大きく分けると三つになります。
その三つとは
①積立預金・定期預金
②学資保険
③NISAなどの投資信託などでの運用
大きく分けてこの三つになりますが、問題はこの中で何を選ぶか?
まずはそこが大切です!
では三つの方法を簡単にご説明します。
教育資金のための貯金と学資保険と投資信託のメリットとデメリット
では子供の教育資金のための三つの選択肢を一つ一つ説明します。
ここではご夫婦が、毎月4万円を子供が0歳の時から初めて、18歳までの18年間の期間、貯蓄や資産運用をしたとしてのご説明です。
①積立預金・定期預金
これは皆さんが一番に考える事ですが、これだと元本割れはないというメリットはありますが、この資金を金利などで増やすことは・・・無理です!
ゆうちょなどの定期積金で、子供が0歳の時から初めて、18歳までの18年間運用したとします。
結果・・・最終積立金額8,647,745円
18年間運用して金利は約8,000円です。
・・・18年で8000円・・・絶望的に無駄な18年間です。
②学資保険
一部で人気のある学資保険ですが、個人的には一番おススメしていません!
学資保険は貯蓄部分と、親に何かあった場合の保険部分が合わさっていますが・・・
そんな事をするのなら、貯蓄は貯蓄!保険は保険!そうやって使い分けるほうが効率が良いです。
親の死亡リスクは親の保険で補うほうが良いです。
まず学資保険ですが、これは保険会社が運用しています。
銀行ではなく保険会社が運用しているので「ペイオフ制度」はありません。
元本と利息が保証されていない商品を
18年間という長期間にわたって預けるわけです!
18年間の長い間に保険会社が倒産することもある!とは考えられませんか?
(「生命保険契約者保護機構」という機構があり、一部の保険金は補償されるシステムはあるようですが全額ではありません)
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
【学資保険のデメリット】学資保険には経営破綻による元本保証がない
また保険なので途中解約は元本割れリスクが高くなります。
商品によっては積立額が受給額を上回ってしまうような商品もあります。
③NISAなどの投資信託
僕がお勧めするのはNISAなどの投資信託です。
デメリットとしては元本割れリスクがある部分ですが、これは長期間の運用でカバーできます。
子供の教育資金で18年間の長期間の運用なら、株価が良い時も悪い時もカバーして相殺されるので、限りなくリスクは低くなります。
また何よりも大きいのが利回りです。
投資信託の平均利回りは3%以上と言われていますが、簡単にわかりやすく3%でシミュレーションしました。
結果・・・最終積立金額11,437,614円
運用収益は279万8千円です。
先ほどの定期貯金の利回りが8千円ほどなので、この利回りの違いの大きさは実感できるはずです。
同じように貯蓄して279万円も違います!
気になる子供の大学資金は600万円~1200万円
子供の教育資金の運用方法はご説明しましたが、今度は子供が大学に行くとした場合の費用から「必要資金」を考えてみましょう!
例えば・・・
300万円あれば足りるか?
それとも1000万円必要か?
必要資金を考えた上で「毎月の貯蓄額」を予想する必要もあるわけです。
①大学の入学金と授業料
入学金と授業料とあわせると、国公立で約240万円、私立文系で約380万円~約520万円と言われています。
②それ以外の費用
・受験料
・教科書や教材費
・自宅外で暮らす場合の生活品購入
・敷金や礼金や家賃
このようにお金が湯水のように必要となります。
それをすべて含んで大雑把にシミュレーションすると、必要な資金は
600万円から1200万円と言われています。
子供が二人いると単純に必要な教育資金は二倍です。
子供の未来の教育資金のためにどうすべきかのまとめ
子供の教育資金の解決方法の一つで、奨学金を使う方法もありますが、あまり勧めることはできません。
奨学金はあくまでも最終手段という位置づけにすべきです。
子供の将来に借金を残す奨学金はできるだけ避けて、なるべく早めにNISAなどの投資信託で、月々4万円を目途に積み立てすることが大切です。
そしてそれは特別な収入アップを目指さなくても可能です。
生命保険や通信費など、日々の固定費を見直すだけで作ることが可能です。
子供の教育資金もちょっと工夫するだけで大きな違いが出るもんですね!
いつも応援ありがとうございます。