僕のブログでは積み立てNISAやiDeCoなどをかなりお勧めしています。
そりゃあ、あの税制優遇の魅力はでかいです。
本当にどでかいです!でかすぎます。
でもそれに匹敵・・・いやそれ以上とも言えるのが米国債です。
米国債の利回りは今はおおよそ3%ですが、年利3%の安定した商品と言えば・・・
この利回りが3%ってとんでもない数字ですよ!
毎月5万円を積み立てとして米国債の購入に回したとして・・・
利回り3%の場合の最終積立金額は 29,136,844円
利回り1%の場合の最終積立金額は 20,981,411円
毎月汗水たらして副業で5万円を30年間続けて稼いだとして
30年間での収益は1800万円です。
でも何もせずに毎月5万円の米国債を買うだけで・・・1113万7千円ももらえます。
こんなモンスター級の商品がなぜ今までそこまで話題にならないのか?
じゃあどうすればいいのか?
今回はその部分にメスを入れます!
米国債のメリット
まずはアメリカ国債購入時のメリットを整理します。
大きくは三つのメリットがあります。
【米国債のメリット】
①利回りが比較的高い
2018年度の10年債の資料では、あのオーストラリアドルでも2.65%でした。
アメリカは2.99%です。
ちなみにその時の日本は0.09%です。
②信用格付けが高い
2018年の格付けリストの資料によれば例えばアメリカ国債はAA+ですが日本はA+です。
国債には常にデフォルト(債務不履行)のリスクが存在しますが
信用格付けが高いということは安心度が高いという事です。
③流動性が高い
アメリカドルはどこの国でもほぼ使える通貨です。
現金化も簡単です。
この流動性が高いのも大きな魅力です。
価値があっても現金化できないのなら意味はありません。
米国債を30年運用した結果はこれだ!

さてシミュレーションしてみましょう!
具体的に利回り3%を30年運用した場合。

国債なので運用と言うより保有ですね。
その場合はどうなるのか’計算しました。
【毎月5万円で30年債購入時の最終額】
30歳から毎月5万円で購入すると・・・驚きの2900万円です!
凄すぎる!
具体的に内容を見てみました。
【元金と利回り部分のグラフ】
利回り部分だけで1113万円です。
毎月10万円だと驚きの2000万超えです!
なぜ証券会社は勧めないか?
こんなにお客様にとって良い商品なのに、なぜ証券会社はあなたに勧めないのか?
その点が気になりますよね?
勧めないのは良くないから?
その点を調べてみました。
証券会社が勧めない理由
理由は案外簡単です。
(客は儲けても)証券会社が儲からないからです。
たとえば投資信託などの商品の場合は、証券会社に販売手数料が入り、信託報酬も毎年徴収できることになります。
でも米国債の場合は、一度買うとほとんど売買はないので、そうした手数料などが一切取れないことになっています、
結局は証券会社は売ってもほとんど儲からないんです。
そりゃあ商売する気も起きません!
当然ですがお金をかけてポスターや宣伝する意味もないわけです。
米国債のデメリット
こんなにメリットというか魅力が多い商品の米国債ですがデメリットもあります。
それは為替変動による為替損です。
本来は複雑な部分もありますが、とりあえず簡単に説明します。
例えば今は1ドル100円で購入したとします(1ドル+100円)
でも30年後には第三次世界大戦が起きて米ドルが暴落して1ドル10円になるとします。
その場合は100万円で買った米国債も10万円になります。
これが為替損です。
長期運用なのでこういうリスクもありますね。
(また国債の場合は中途換金ができない期間もあります)
FXで長期保有してスワップポイントをもらってるのと同じ理屈かもしれません。
米国債はどこで購入するのか
基本的に米国債に限らず外国債は証券会社で購入ができます。
僕がメイン取引を行っているSBI証券でも購入可能です。
ただし国債は新発債という新たに発行されたものと、すでに発行されている既発債の2種類があります。
例えばこのブログを書いている、2月中旬では新発債では南アフリカランドしかありません。
こういう場合は既発債からお好きな銘柄を選ぶといいです。
新発債、既発債は常時募集がされているとは限らないので、証券会社から直接購入する場合は事前にWebサイトを確認しておきましょう。
米国債をおすすめする理由のまとめ
今回は意外と知られていない米国債の魅力をブログでまとめてみました。
高利回りのこの商品はどうでしょうか?
当然ドルで買ってドルで使用すれば・・・元本は保証されるわけです。
ただ日本で円を使用して米国債を買うのでどうしても為替リスクは気になります。
逆に10年債を買って10年後・・・
円が弱くなってドルが強ければ・・・
そう考えると夢も広がります!
一緒に色んな資産運用しませんか?