生命保険の勘違いでお金を無駄にしてる方が多いです。
40代や50代の方に多いのが・・・内容を知らずに生命保険に加入してる事です。
これは今後、保険の加入を検討している20代や30代の方も参考にしてください。
特に無駄というか効率が悪いと感じるのは・・・生命保険です。
万が一の時のための保険なので心強いのは分かりますが、実はこれってもっともっと効率よくできることを知っていましたか?
生命保険と一言で言いますが、内容は貯蓄と死亡保障に分かれています。
でも実際は貯蓄型の生命保険に入るより、定期保険の死亡保障と、投資信託などの貯蓄に分けるほうが・・・よっぽど効率が良いです。
今回はそれをブログにまとめてみました。
生命保険には3種類ある
生命保険にも種類があります。
「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つがベースでこれを組み合わせて商品として販売してることが多いです。
まずこれを確実に頭に入れてください。
でも基本は三つなのでそれを知れば・・・なるほど!と内容が分かります。
では説明に入ります!
定期保険とは?
これは言葉の通り「いつからいつまでの期間を補償します」という意味の保険です。
なのでその期間を過ぎると一切保険は適用されません。
そう思うと不安に感じるかもしれませんが、そのぶん掛け金が安くなり保障も手厚い金額です。
例えば自分の身に何かあった場合でも
お子様が20歳になるまでの期間は生活費が出る程度で加入しておこう!
そんな目的で入れば少額で最大の効率が望めます。
僕はこういう考え方での保険をおススメしています。
貯蓄型生命保険の養老保険と終身保険とは?
養老保険は貯蓄型の保険です。
貯蓄型なので基本的にはあなたのお金を貯蓄してるだけですが、それにちょっとしたオプションで死亡保障がついています。
【養老保険の特徴】
①契約期間中は死亡保障がある
②満期時に満期保険金が受け取れる
ポイントは満期があるという部分です。
満期があるという事は・・・満期後に死亡保証金などの特典は消滅するって事です。
終身保険は死亡保障は一生続きます。
他にも内容はありますが・・・これだけ理解しておけばいいです。
結局はどちらも死亡保障がある積み立てです。
積み立てしながら死亡保障もあるのか!、と・・・お得な気がしますが実際どうでしょうか?
でもね貯蓄型の死亡保障はそんなにお得ではありません。
ほとんど自分で積み立てたお金をもらってる感じです。
なので保険会社では「定期付終身保険」という形で、定期保険と終身保険を合わせた商品を販売しています。
生命保険にはペイオフがない
生命保険は銀行とは違うので銀行のペイオフをいう補償制度はありません。
その代わり生命保険契約者保護機構から90%程度は補償されます。
100%の補償の例もありますがよほどの事がないと難しいです。
なので自分の貯蓄の意味で始めた保険は・・・元本割れする危険性があるって事は理解してください。
僕が貯蓄の目的で生命保険をすすめない理由はこれもあります。
言い換えれば・・・死亡保障メインにするのなら「掛け捨ての定期保険」の一択です。
貯蓄するのならNISAなどで運用
貯蓄目的でわざわざ効率の悪い生命保険を利用するのはおすすめしません。
貯蓄は老後の資金が目的だと思います。
そうだとしたら「積み立てNISA」などで運用した方がはるかに効率的です。
ちなみにNISAなどの投資信託は「信託銀行に別資金で保管」されているので安心です。
詳しい内容はこちらでも書いているので合わせてご覧ください。
生命保険がダメな二つの理由とまとめ
どうでしょうか?生命保険について少しは考えることがありますか?
いまお時間があるのならお手元の保険契約書で「定期部分」と「終身部分」を確認してみてください。
【貯蓄型の生命保険がダメな理由】
①保険金は全額保証されないし貯蓄には不向き
②万が一の補償は薄いので、入るなら掛け捨ての「定期保険」でカバーすればいい
【どのような組み合わせが利用か?】
①万が一の時の残された家族のための補償なら定期保険でしっかりカバーしましょう。
ただしお子様が成人になるまででいいでしょう。
②老後や長期的な貯蓄は、利回りの多いつみたてNISAがいいでしょう。
元本も保証されます。
今回は貯蓄型生命保険の効率の悪さと、おすすめの組み合わせを紹介しました。
どうでしょうか?
こういう組み合わせも最近の保険の無料相談では良いアドバイスをくれますよ!
保険会社のセールスとは違うので一度は無料相談もされてみてはどうでしょうか?
保険代が家計に占める割合は大きいです。
それも長期にわたっての支出になります。
ここをしっかりと整理すれば年間でも大きなお金が生まれます。
こちらの記事も参考にしてください。